和食や日本で人気な食事とのペアリング

和食やよく食べる食事ワインのペアリングについて知りたいと思ったことはありませんか?

TAPS では、イタリア人ソムリエ Chiara Bassi(キャラ・バッシ)のほか、和食の料理人やイタリアワインメーカーのアドバイスのもと、一般的な和食とワインのペアリングについて、ベストな組み合わせを考えてみました。

和食とイタリアワインのペアリングを楽しみたい方や、より深い可能性を探求しようと思っている方に参考になれば幸いです。

この記事にない日本料理とワインの相性についてご質問がある方は、お気軽に hello@tapswineshop.com へお問い合せください。

ニッチなイタリアローカルワインが集まった

TAPS WINE SHOP は こちら 🍷

Sushi

【 寿司 】

職人の技が光る江戸前寿司から、創作寿司まで、寿司の多様性に合わせてワインを選ぶ楽しみがあります。

赤身のマグロには酸味のしっかりしたアブルッツォのペコリーノ(ミネラル感が魚介の旨味を引き立てる)やロンバルディアのピノ・グリージョ(繊細な柑橘香が白身魚と調和)などの白ワイン、ウニやイクラには塩味を引き立てるメトドクラシコのスプマンテ、穴子の煮詰めには甘みのあるロゼワインが絶妙です。

寿司とワインのペアリングは、意外性がありながらも驚くほど調和します。ワインの酸味が魚の臭みを消し、旨味を際立たせ、ワサビの爽やかな辛味がワインのフルーティーさを引き出します。回転寿司でも高級店でも、手軽に楽しめるペアリングとして、新しい寿司の楽しみ方を提案します。

穴子におすすめ

Gabriele Scaglione / ブリュット ロゼ デゴルジュマン2023 “M.C. Brut Rosé 20”

ウニやいくらに

gabriele scaglione

Gabriele Scaglione / アルタ ランガ DOCG  “M.C. 36”

赤みのマグロ

メニクッチ ペコリーノ

Menicucci / ペコリーノ テッレ ディ キエーティ IGT “GINESIA”

鮭・サーモンとのペアリング
【参考】サーモン(鮭)とイタリアワインのペアリング
青魚・光り物

【 青魚・光り物 】

青魚特有の豊かな脂と旨味を持つ鯖やさんまには、酸味がしっかりとしたワインが最適です。

塩焼きにはミネラル感豊富なアルネイスなどの白ワイン、味噌煮には樽香のあるシャルドネ、アジやイワシのマリネには柑橘系のアロマを持つグリッロやピノ・グリージョが絶妙にマッチします。青魚の生臭さをワインの酸味が消し去り、魚の旨味だけを際立たせてくれます。

秋の旬の味覚である脂ののったさんまには、冷やした辛口の白ワインを合わせることで、季節の美味しさをより一層引き立てることができます。

    さんまの塩焼きに

    gabriele scaglione

    Gabriele Scaglione / ロエロ アルネイス DOCG 2024 “Ottimo con il pesce e…”

    イワシのマリネに

    GRI

    Rocche Della Sala / グリッロ DOC シチリア オーガニック “GRI” 2024

    アジの刺身に

    Giorgi / プロヴィンチャ ディ パヴィア IGT ピノ グリージョ 2023 “Rosanera”

    Kobe

    【 揚げ物 】

    サクサクの衣とジューシーな中身のコントラストが魅力の揚げ物には、程よい酸味とキレのある泡が特徴のスパークリングワインが最適です。

    とんかつや唐揚げにはメトドクラシコ スプマンテ、天ぷらには辛口で繊細な泡のプロセッコ、エビフライやカキフライには柑橘系のアロマを持つピノ・グリージョなどの白ワインがおすすめ。

    スパークリングの泡が揚げ物の油をすっきりと洗い流し、次の一口を軽やかにしてくれます。また、ソースやタルタルソースの酸味とワインの酸味が調和し、揚げ物特有の重さを感じさせません。

      とんかつや唐揚げに

      gabriele scaglione

      Gabriele Scaglione / アルタ ランガ DOCG  “M.C. 36”

      サクサクの天ぷらに

      spagnol prosecco

      Spagnol / コネリアーノ ヴァルドビアーデネ プロセッコ DOCG “Col Del Sas BRUT”

      エビやカキのフライに

      Giorgi / プロヴィンチャ ディ パヴィア IGT ピノ グリージョ 2023 “Rosanera”

      Kobe

      【 鍋料理 】

      湯気立つ鍋を囲む幸せなひとときには、料理の種類に合わせたワイン選びが重要です。

      すき焼きには甘辛いタレに負けないミディアムボディのピノ・ネロやバルベーラ種で造られた赤ワイン、しゃぶしゃぶにはさっぱりとしたリースリングの白ワインやメトドクラシコのロゼ、キムチ鍋には果実味豊かなアブルッツォのモンテプルチアーノなどの赤ワイン、豆乳鍋にはクリーミーな樽熟成のランゲ・ビアンコなどの白ワインが好相性。

      鍋のスープの旨味とワインの風味が重なり合い、身も心も温まる至福の組み合わせです。特に寒い季節には、少し温度を上げた赤ワインを合わせるのもおすすめ。鍋料理の多彩な具材それぞれとワインの相性を探りながら楽しむのも、鍋とワインのペアリングの醍醐味です。

      すき焼きに

      Gabriele-Scaglione-langhe-bianco

      Giorgi / プロヴィンチャ ディ パヴィア ロッソ IGT 2018 “OLTRAJA”

      しゃぶしゃぶに

      イル バンジート

      Giorgi / オルトレポ パヴェーゼ DOC リースリング 2020 “Il Bandito”

      キムチ鍋などに

      モンテプルチアーノ・ダブルッツォ DOC

      Menicucci / モンテプルチアーノ ダブルッツォ DOC 2022 “GINESIA”

      Japanase barbecue

      【 焼物 】

      甘辛い照りのタレが絡んだ照り焼きには、果実味が豊かで適度な酸味を持つワインが理想的です。

      醤油ベースのタレの濃厚な旨味と、みりんや砂糖の甘みには、ピノ・ネロ、バルベーラなどがブレンドされたミディアムボディの赤ワインや、樽熟成され、しっかりとした味わいのランゲ・ビアンコなどの白ワインがマッチします。鶏肉の照り焼きには白ワイン、ブリの照り焼きにはモンテプルチアーノで作られるロゼなど、豚肉にはピノ・ネロなど、素材に合わせてワインを選ぶとさらに相性が高まります。

      タレの焦げた香ばしさとワインの複雑味が重なり合い、深みのある味わいの調和が生まれます。日本の伝統的な調理法とワインの出会いが、新しい美食体験を創出します。

       

      ブリの照り焼きに

      チェラズォーロ・ダブルッツォ DOC

      Menicucci / チェラスォーロ ダブルッツォ DOC 2023 “GINESIA”

      甘辛のタレに合う

      Gabriele-Scaglione-langhe-bianco

      Giorgi / プロヴィンチャ ディ パヴィア ロッソ IGT 2018 “OLTRAJA”

      豚肉の焼き物に

      Enrico Fossi / ロッソ トスカーノ IGT ピノ ネロ 2016 “Pinè”

      Ramen

      【 ラーメン 】

      濃厚なスープと麺の絡み、チャーシューの旨味が一体となったラーメンには、意外にもワインが好相性です。

      豚骨ラーメンには果実味豊かなランゲ・ロッソなどネッビオーロ種を使った赤ワインやロゼ、醤油ラーメンには酸味のあるリースリングなどの白ワイン、味噌ラーメンにはコクのあるシャルドネ、塩ラーメンには爽やかなプロセッコなどのスパークリングワインがおすすめ。

      スープの脂をワインの酸味が切り、口の中をリフレッシュさせながら、次の一口への期待を高めてくれます。特に背脂たっぷりの濃厚系ラーメンには、タンニンのしっかりした赤ワインが脂を洗い流し、最後まで飽きずに食べ進められます。新しいラーメンの楽しみ方として、ぜひ一度お試しください。

      豚骨ラーメンに

      Gabriele Scaglione / ランゲ ロッソ DOC “Tutto dipende da dove vuoi andare”

      醤油ラーメンに

      イル バンジート

      Giorgi / オルトレポ パヴェーゼ DOC リースリング 2020 “Il Bandito”

      塩ラーメンに

      spagnol prosecco

      Spagnol / コネリアーノ ヴァルドビアーデネ プロセッコ DOCG “Col Del Sas BRUT”

      焼肉

      【 焼肉 】

      ジューシーな肉の旨味と脂、タレの甘辛さが特徴の焼肉には、タンニンがしっかりとした赤ワインが最高の相性を発揮します。

      牛カルビやロースには力強いカベルネ・ソーヴィニヨンやシラー、ネッビオーロなど、豚バラにはミディアムボディのメルロー、鶏肉や野菜にはライトな赤ワインやロゼがおすすめです。ワインのタンニンが肉の脂を洗い流し、口の中をリフレッシュさせながら、次の一口をさらに美味しく感じさせてくれます。

      コチュジャンやニンニクの効いたタレには、果実味豊かなプリミティーヴォやネロ・ダヴォラなど、イタリア南部やシチリアの太陽をたっぷり浴びたワインが特に好相性。炭火の香ばしさとワインの複雑な香りが調和し、至福のペアリング体験となります。

      牛カルビやロースに

      Enrico Fossi / ロッソ トスカーノ IGT カベルネ ソーヴィニョン 2019 “Sassoforte”

      牛タンや鶏肉、野菜に

      チェラズォーロ・ダブルッツォ DOC

      Menicucci / チェラスォーロ ダブルッツォ DOC 2023 “GINESIA”

      コチュジャンやにんにくダレに

      NERO

      Rocche Della Sala / ネロ ダヴォラ DOC シチリア オーガニック “NERO” 2023

      Curry giapponese

      【 カレー 】

      スパイスの効いた香り高いカレーには、果実味が豊かで芳醇なワインが好相性です。

      ビーフカレーにはネッビオーロやメルローをベースとした力強い赤ワイン、チキンカレーにはロゼや軽めの赤、シーフードカレーには酸味のあるリースリングなどの白ワインがマッチします。

      カレーのスパイシーさとワインのフルーティーさが対比を成し、互いの個性を際立たせます。特にインドカレーやタイカレーのような辛みの強いものには、少し甘口のモスカート・ダスティや、冷やしたボジョレーがおすすめ。辛さを和らげつつ、複雑なスパイスの風味を引き立ててくれます。意外な組み合わせながら、一度試すと病みつきになる魅惑のペアリングです。

      ビーフカレーに

      Azienda Agricola Cieck / カナヴェーゼ ネッビオーロ DOC 2011 “Nebbiolo”

      チキンカレーに

      Giorgi / オルトレポ パヴェーゼ DOC ピノ ネロ フリッザンテ 2023 “Pinot Nero”

      本格インドカレーに

      Gabriele Scaglione / モスカート ダスティ DOCG “Un Buon Momento…”

      Udon

      【 そば・うどん 】

      日本の伝統的な麺料理であるそばとうどんには、繊細な出汁の風味を引き立てるワインが理想的です。

      ざるそばには爽やかな酸味のリースリングなどの白ワインやメトドクラシコ、天ぷらそばには柑橘系のアロマを持つピノ・グリージョやグリッロなどの白ワイン、鴨南蛮そばには軽めの赤ワインやロゼ、カレーうどんには果実味豊かなシャルドネベースの白ワインがおすすめ。

      そばの香りや出汁の旨味とワインのミネラル感が調和し、上品で洗練されたマリアージュが生まれます。特に冷たいそばには、よく冷やした辛口の白ワインを合わせることで、夏の暑い日でもさっぱりと楽しめます。わさびやネギの薬味とワインの相性も抜群です。

        鴨南蛮に
        Gabriele-Scaglione-langhe-bianco

        Giorgi / プロヴィンチャ ディ パヴィア ロッソ IGT 2018 “OLTRAJA”

        カレーうどんに

        Enrico Fossi / ビアンコ トスカーノ IGT シャルドネ 2020 “Primopreso”

        冷たいそばに

        gabriele scaglione

        Gabriele Scaglione / アルタ ランガ DOCG  “M.C. 36”

        中華料理店

        【 中華料理 】

        多彩な調理法と豊かな味わいが特徴の中華料理には、料理のスタイルに合わせたワイン選びが楽しめます。

        麻婆豆腐や担々麺などの辛い料理には、果実味豊かでやや甘口のモスカート・ダスティやロゼ、酢豚や春巻きには酸味のあるリースリングなどの白ワイン、北京ダックや焼き豚にはネッビオーロ、カベルネソーヴィニョン、シラーなど力強い赤ワイン、小籠包にはメトドクラシコが最適です。

        ジューシーな肉汁とニンニク、ニラの香りが特徴的な餃子には、爽やかでフレッシュなワインが最高の相性。焼き餃子には酸味のあるメトドクラシコのロゼやリースリングなどの白ワイン、水餃子には軽やかなプロセッコなどのスパークリング、揚げ餃子にはライトボディのピノ・ネロ、ネロ・ダヴォラなどの赤ワインがおすすめです。

        餃子のタレに使う酢醤油やラー油の辛味とワインの果実味が絶妙に調和し、口の中をリフレッシュしながら次の一個へと箸が進みます。特にスパークリングワインの炭酸は、餃子の脂をすっきりと洗い流し、何個でも食べられる軽やかさを生み出します。家飲みでも気軽に楽しめる、カジュアルで美味しいペアリングです。

        中華料理の複雑な調味料とスパイスの組み合わせに、ワインの多様性が見事にマッチします。特に紹興酒とは異なる、ワインならではのフルーティーさが、中華料理の脂や辛味をすっきりとまとめ上げ、新しい味わいの発見をもたらしてくれます。

        酢豚、春巻きに

        イル バンジート

        Giorgi / オルトレポ パヴェーゼ DOC リースリング 2020 “Il Bandito”

        麻婆豆腐や担々麺に

        Gabriele Scaglione / モスカート ダスティ DOCG “Un Buon Momento…”

        焼き餃子に

        Giorgi / オルトレポ パヴェーゼ DOC ピノ ネロ フリッザンテ 2023 “Pinot Nero”

        韓国料理

        【 韓国料理 】

        コチュジャンやキムチの辛味、ゴマ油の香ばしさ、ニンニクの刺激が織りなす韓国料理には、果実味豊かでフレッシュなワインが理想的です。

        サムギョプサルには、タンニンがまろやかなバルベーラ種を使用した赤ワインやロゼ、チヂミやチャプチェには酸味のある白ワイン、スンドゥブチゲやキムチチゲには冷やしたプロセッコなどのスパークリングワインがおすすめ。

        辛さを和らげつつ、複雑な味わいを引き立ててくれます。特にマッコリとは異なる洋酒との組み合わせは、新鮮な驚きと発見をもたらします。発酵食品であるキムチとワインの相性は抜群で、互いの複雑な風味が調和し、深みのある味わいの世界を創出します。K-POPやK-ドラマと共に人気を集める韓国料理と、ワインの素敵な出会いをお楽しみください。

          チヂミやチャプチェに

          イル バンジート

          Giorgi / オルトレポ パヴェーゼ DOC リースリング 2020 “Il Bandito”

          サムギョプサルに

          Gabriele Scaglione / ランゲ ロッソ DOC “Tutto dipende da dove vuoi andare”

          コチュジャン・キムチに

          spagnol prosecco

          Spagnol / コネリアーノ ヴァルドビアーデネ プロセッコ DOCG “Col Del Sas BRUT”

          スイーツ

          【 スイーツ 】

          デザートタイムを彩るスイーツには、甘口ワインやスパークリングワインが理想的な組み合わせ。

          チョコレート系のデザートには、樽熟成のガメイなど意外性のある組み合わせも楽しめます。フルーツタルトには遅摘みのリースリング、チーズケーキにはピノ・グリージョなどのワインが最高のマリアージュを生み出します。

          スイーツの甘さとワインの甘さが競合せず、むしろ互いを引き立て合う関係性が重要です。アイスクリームやパンナコッタには、モスカート・ダスティのような微発泡の甘口ワインもおすすめ。食後の至福のひとときを、より贅沢に演出してくれる組み合わせです。

          チョコレートを使ったスイーツに

          Enrico Fossi / ロッソ トスカーノ IGT ガメイ 2019 “Unico”

          アイスクリームやパンナコッタに

          Gabriele Scaglione / モスカート ダスティ DOCG “Un Buon Momento…”

          チーズケーキに

          Giorgi / プロヴィンチャ ディ パヴィア IGT ピノ グリージョ 2023 “Rosanera”